太陽光発電を検討されている方へ
再生可能エネルギーとして注目される太陽光発電。IEAによると、日本は2021年の太陽光発電設備導入量が世界で4位でした。ただ、実際に購入となると「大きな買い物だし、後で後悔したくないな」など不安に思う方も多いでしょう。この記事では、購入検討の際知っておくべき、太陽光発電のメリットとデメリットをご紹介します。
太陽光発電5つのメリット
①電気代を節約できる
日照があり発電できる時間帯は、発電した電力を優先して使用するので、その分電気代をカットできます。
②余った電力を売電できる
太陽光で発電した電力の余剰分を電力会社へ売ることで、収入を得ることができます。
③環境にやさしい
火力発電のようにCO2の排出がなく、燃料資源が枯渇する心配もありません。
④夏は涼しく冬は暖かく
パネルを屋根に設置することで、夏は遮熱効果で屋根からの熱を防ぎ、冬は室内の暖かい空気が外に逃げる放射冷却を防ぎます。
⑤停電時の非常用電源にできる
日照があり発電できる時間帯は、制限ワット数の範囲内で非常用電源として使用できます。
太陽光発電3つのデメリット
①日照が発電量を左右する
時間帯・季節・天候などで発電量が変わります。ただし年単位の発電量は、ほぼ変わりありません。
②設置費用が高い
一般家庭で80万～130万円程度の初期投資が必要となります。
③設置に向かないケースがある
屋根の傾斜が主に北向き、屋根面積が小さい・形が複雑、など一定以上の日照が得られない条件の場合は、おすすめできません。
太陽光発電は条件によりお得！
太陽光発電は、初期費用が大きいものの、長い目で見れば発電や売電で元が取れ、結果としてお得といえるでしょう。ただし、設置に向かないケースもあるので、信頼できる事業者に相談し、慎重に検討されることをおすすめします。
気になる太陽光発電の価格は、ソーラーパネルの値段を比較することから検討し始めると良いでしょう。1キロワット当たりの金額を比較することができるので、ソーラーパネルのスペックを比較する基準にもなります。